使わなくなった古いスマホをテレビとして使う方法と注意点を解説!
使わなくなったスマホが眠っていませんか?古いスマホはゴミになってしまう前に、テレビとして再利用するのはどうでしょう。この記事では、そんな”使わなくなったスマホをテレビとして使う”という意外と知られていないライフハックを紹介します。AndroidとiPhone、それぞれの方法から注意点まで詳しく解説していきます。
1. 使わなくなった古いスマホをテレビとして使う方法
1-1. Androidの場合
Androidスマホをテレビとして使うためには、まずWi-Fiに接続します。設定メニューからWi-Fiを選び、接続したいネットワークを選択してパスワードを入力します。Wi-Fiに接続したら、次にテレビ配信アプリをインストールします。
Google Playストアを開き、「AbemaTV」や「Netflix」、「YouTube」、「Amazon Prime Video」などのアプリを探しましょう。これらのアプリは基本的に無料でダウンロード可能で、いくつかは有料プランも提供しています。アプリをインストールしたら、アカウントを作成またはログインします。これで、スマホがポータブルテレビに変身します。
一方、Webブラウザを使用して直接テレビ局のウェブサイトにアクセスし、ストリーミング配信を視聴することも可能です。ただし、これにはスマホのスペックやインターネットの接続速度が影響を与え、場合によっては画質が悪くなったり、動画の読み込みが遅くなったりする可能性があるため、注意が必要です。
1-2. iPhoneの場合
iPhoneをテレビとして使用する方法も基本的にはAndroidと同じです。まずWi-Fiに接続し、次にApp Storeを開きます。ここで「Hulu」、「Netflix」、「Disney+」、「dTV」などのアプリを検索し、ダウンロードします。
これらのアプリは基本的に無料でダウンロードでき、有料プランを選択することで更なるコンテンツにアクセスできます。アプリをインストールしたら、アカウントを作成またはログインします。これで、iPhoneがモバイルテレビになります。
また、AirPlayを使用すると、iPhoneをApple TVや対応するスマートテレビに接続し、大画面で視聴することも可能です。iPhoneのコントロールセンターからAirPlayを選択し、接続したいデバイスを選びます。
同様に、ブラウザを利用して直接テレビ局のウェブサイトからストリーミング配信を視聴することも可能ですが、スマホのスペックやインターネット接続の速度に影響を受けますので、注意が必要です。
2. 使わなくなった古いスマホをテレビとして使うためのポイント
2-1. 通知は消す
テレビ視聴中に通知音が鳴ると、見ている内容が中断されてしまうため、テレビとして使うスマホでは通知をオフにしましょう。AndroidとiPhoneの両方とも、「設定」メニューから通知設定にアクセスし、アプリごとの通知をオフにすることができます。また、「勿扰モード」を利用すると、一定期間通知を一切受け取らない設定も可能です。
2-2. テレビ以外の機能は使わない
古いスマホのバッテリーは新しいものと比べて寿命が短いため、テレビ視聴以外の機能はできるだけ使わないようにしましょう。たとえば、SNSのアプリを削除したり、余計な通信を行わないように設定したりします。また、画面の明るさを下げたり、省電力モードをオンにすると、バッテリー消費を抑えられます。
2-3. GoogleアカウントやApple IDはメインスマホと同じものでもOK
古いスマホで視聴するテレビアプリは、メインのスマホで使っているGoogleアカウントやApple IDをそのまま利用できます。これにより、既に購入済みの映画やドラマ、または有料チャンネルの契約情報を引き継いで視聴することが可能になります。ただし、同時に複数のデバイスで視聴できるかどうかは、各サービスの規約に従ってください。
2-4. 外出先で使う場合はなるべく省電力モードにする
外出先でテレビを視聴する場合、省電力モードを利用するとバッテリー消費を抑えることができます。これはスマホの「設定」メニューから簡単にオン・オフできます。ただし、省電力モードにすると一部のスマホでは画面の明るさやパフォーマンスが制限されるため、視聴環境によっては注意が必要です。例えば、明るい場所で視聴する場合は、画面が見えにくくなる可能性があります。
3. 使わなくなった古いスマホをテレビとして使う場合の注意点
3-1. 対応機種じゃないとテレビは見られない
古いスマホが全てのテレビアプリに対応しているわけではありません。例えば、一部のアプリは最新のOSを必要とし、古いスマホでは利用できないこともあります。また、スマホの性能が低いと、映像がスムーズに再生されず、見るのにストレスを感じることもあります。そのため、アプリをダウンロードする前に、対応機種と最低必要スペックを確認してからインストールすることをおすすめします。
3-2. 電池持ちが極端に悪いスマホはテレビとして使うのも難しい
古いスマホはバッテリーの劣化が進んでいることが多く、テレビ視聴による大量のバッテリー消費に耐えられないこともあります。また、バッテリーが膨張している場合は、使用を続けることで安全上の問題が発生する恐れがあります。バッテリーの状態を確認し、不安がある場合は専門の修理業者に相談してください。
3-3. 常に充電しっぱなしでは使わない
長時間のテレビ視聴でバッテリーがすぐになくなってしまうと、つい充電しながら使用したくなるかもしれません。しかし、スマホを長時間にわたって充電しっぱなしにすると、バッテリーの劣化を早めるだけでなく、過熱や膨張などの安全上の問題を引き起こす可能性があります。長時間の視聴は、スマホが十分に冷えた状態で行い、必要な時間だけ充電してから再度視聴するようにしましょう。
4. まとめ
以上、使わなくなった古いスマホをテレビとして使う方法と注意点について解説しました。古いスマホをただ捨てるのではなく、新たな使い道を見つけることで環境にも貢献できますし、自分自身の生活も豊かになります。
ここで挙げたポイントや注意点を押さえて、ぜひ自宅の古いスマホをテレビとして再利用してみてください。おうち時間が少しでも楽しく、便利になることを願っています。